・実家から通える距離だけど、ひとり暮らしをしてみたい。
・学校まで少し遠いけど、ひとり暮らしをしようか迷っている。
そう思っている人も多いと思います。
実際、ひとり暮らしと実家暮らし、どちらがいいのでしょうか?
大学を卒業してから、実家暮らしに戻ったわたしが思うことをお話しします。
ひとり暮らしのメリット・デメリット
メリット
①親に干渉されない
②好きなものが食べられる
③友達を気軽に部屋に呼ぶことができる
④親のありがたさを実感できる
①親に干渉されない
夜遅くまで外出してもいいし、いつどこへ行ってもいいし、部屋でどんな格好をしていてもいいのです。
とにかく誰に何を言われるわけでもないので、自分で好きなように生活することができます。
②好きなものが食べられる
実家で暮らしていると、「今日の夕飯は何がいい?」とお母さんに聞かれることもあると思いますが、自分の気分に合わない食事が出てくることもしばしば。
ひとり暮らしは自分のその時の気分で好きなものが食べられます。(お財布との相談ですが…。)
③友達を気軽に部屋に呼ぶことができる
わたしがひとり暮らしで一番やりたかったことは、友達とのお泊りでした。ひとり暮らしをはじめる段階で、予備の布団やバスタオルなどを用意しておきました。
友達だけでなく、彼氏や彼女を部屋に呼ぶことも気軽にできるようになります。
④親のありがたさを実感できる
ひとり暮らしをすると、年に何回か実家に帰省すると思います。帰省すると、用意せずともごはんが出てきたり、自分がしなくても親が家事をしてくれたり、と今までうるさく感じていた親に感謝の気持ちが生まれます。
デメリット
①お金の管理を自分でしなければならない
②家事を自分でしなければならない
③風邪をひいたときが大変
④生活リズムが乱れる
①お金の管理を自分でしなければならない
親からのお小遣いやアルバイトなどで、月にいくら収入があって、家賃や光熱費、食費や携帯代などの支出はどれくらいなのか。自分でお金の管理をしなければひとり暮らしはやっていけません。
お財布を気にせず友達と遊んだり、旅行に行ったりしたいですよね。
家計簿(今ではアプリでもいろいろな種類があります)をつけるなどして、しっかりお金の管理をしましょう。
②家事を自分でしなければならない
これは実家暮らしに戻ってみて、切実に思います。
思いのほか、家事って沢山あってすごく負担です。
食事の用意・片付け、洗濯(洗濯機を回して、干して、乾いたものは畳んでしまう)、部屋の掃除、お風呂掃除、トイレ掃除、etc…
家事は毎日やらなければいけないわけではありません。掃除をするもしないも自分次第です。
③風邪をひいたときが大変
風邪で辛いときに、食料が何もない!なんてことはよくあります。また、材料はあっても、風邪をひいているときに料理なんてほとんどできませんしね。
解決策としては、友達に買ってきてもらうのがいいと思います。しかし、移してしまうかもしれませんし、なにより申し訳ないという気持ちでいっぱいになります。
④生活リズムが乱れる
なんといっても、大学生は人生の夏休みです。
朝食なんて摂らずにギリギリまで布団に入っていたいし、1限目や午前中の授業がない日、休みの日はお昼まで寝るのがあたりまえ。夜も寝るのは2時なんて早いほう。
大学生って本当にだらけてしまうんです。
きっと、親に心配されます。(笑)
また、就職活動の時に早起きするのが大変でした。入社する直前の1週間は早寝早起きを目標に生活していましたね。
実家暮らしのメリット・デメリット
メリット
①生活費などのお金の管理がない
②家事はほとんど家族がやってくれる
③病気になったら家族に頼れる
④規則正しい生活になる
デメリット
①親に干渉されやすくなる
②好きなものばかり食べられない
③家に友達を呼ぶのに気を使うことも
④親のありがたさが実感しにくい
生活費の比較
ここで、ひとり暮らしと実家暮らしの大学生の生活費を比較してみます。
(実家暮らしだった友人を参考にします。)
ひとり暮らし | 実家暮らし | |
家賃 | 約45,000円 | 0円 |
水道光熱費 | 約13,000円 | 0円 |
通信費(携帯代など) | 約7,000円 | 約5,000円 |
食費 | 約30,000円 | 0円 |
交際費(飲み会など) | 約15,000円 | 約20,000円 |
日用品等購入費 | 約8,000円 | 約3,000円 |
交通費 | 約4,000円 | 約10,000円 |
合計 | 約122,000円 | 約38,000円 |
これは、ひとり暮らしのわたしと実家暮らしの友人の例にすぎませんので、一概にはいえません。
地域によって家賃は異なりますので、地域や大学によって生活費用は全然違ってくると思います。ご了承ください。
表を見てみると、
ひとり暮らしでは、当たり前ですが、家賃や光熱費などアパートにかかる費用がかなりかかりますね。
わたしの場合は、家賃と光熱費は親に払ってもらっていました。また、親から仕送りをもらい、アルバイトでも5~10万円くらい稼いでいました。
こう考えるとかなり贅沢な大学生時代を過ごしていました…。ちょっとわたしの親が優しすぎましたね…(笑)
脱線しましたが、
わたしは、社会人になって実家に戻った今では、親に月3万円生活費を渡しています。しかし、学生のうちは親に生活費を渡す人はそれほどいないように思います。
家庭の事情や親の考え、また地域によって自分の生活費がいくらかかるのか、考えてみるといいと思います。
まとめ
実家を出て自由で楽しいひとり暮らしをしたいのか、だらけた生活をしないため、そしてお金のことを考えて実家暮らしにするのか。
ひとり暮らしと実家暮らしを比較してみて、自分がどうしたいのか、親とも相談しながら決めてみてください。